薬膳・食養
毎日の食事が薬になる——薬膳の基本と取り入れ方
🥢
薬膳とは何か
薬膳とは、中医学の理論に基づいて「食事で体を整える」考え方です。
漢方薬と同じ理論体系を持ちながら、日常の食材を使って実践できるのが薬膳の特徴。難しい知識は必要ありません。
五味(ごみ)——味で臓腑をサポートする
中医学では、五つの味(酸・苦・甘・辛・鹹)それぞれが対応する臓腑に働きかけると考えます。
|---|---|---|
食材の味に意識を向けると、自然と体が必要なものを選べるようになります。
五性(ごせい)——食材の「温冷」を知る
食材には「温める」「冷やす」「どちらでもない」という性質があります。
冷え性の人が生野菜サラダばかり食べていると、余計に体が冷えてしまいます。自分の体質に合わせた選択が大切です。
今日から使える薬膳の習慣
朝のルーティン
季節の食材を選ぶ
調理法も養生
体質別おすすめ食材
気虚(疲れやすい、声が小さい)
→ 米、かぼちゃ、山芋、鶏肉、大棗(なつめ)
血虚(顔色が悪い、目が疲れる)
→ ほうれん草、黒ごま、レバー、くこの実
陰虚(のぼせ、口が渇く)
→ 豆腐、百合根、白きくらげ、梨
気滞(イライラ、お腹が張る)
→ 玫瑰花(バラ)、みかんの皮、セロリ、春菊
まとめ
薬膳は特別なことではなく、日々の食事への「意識」です。
今日食べたものが、明日の体をつくる。そう思うと、食卓がちょっと楽しくなりませんか?
まずは「今日の体に必要なものは何かな?」と問いかけることから始めてみましょう。